空からのメッセージ〜最愛のキミへ〜


「先輩、どこに行きたいですか?」

「んー どうしよっか」


今私達がいるところは、デパートや遊ぶ場所などが充実している。

せっかくだからいつもとは違った場所に行きたいんだけど…たくさんありすぎて選べずにいた。


「翔くん、行きたいところとかないの? 私…翔くんが行きたいところに行きたいな」

「俺も先輩が行きたいところに行きたいです。 先輩こそ行きたいところとか…」


「「あ…」」

目に入ったとある場所。

「あそこに行きませんか?」

「うんっ! 私も今行きたいって思ってたんだ。 気が合うね!」

2人同時に同じところに行きたくなるなんて…こんなことってあるんだ…。

すごい偶然。

「じゃあ…行きましょうか?」


自然と繋がる手。

最初はギクシャクしていたけどいつの間にか、自然に繋ぐようになっていた。



私達が選んだ場所…それは―――――








< 33 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop