空からのメッセージ〜最愛のキミへ〜
「先輩、どこに行きたいですか?」
「んー どうしよっか」
今私達がいるところは、デパートや遊ぶ場所などが充実している。
せっかくだからいつもとは違った場所に行きたいんだけど…たくさんありすぎて選べずにいた。
「翔くん、行きたいところとかないの? 私…翔くんが行きたいところに行きたいな」
「俺も先輩が行きたいところに行きたいです。 先輩こそ行きたいところとか…」
「「あ…」」
目に入ったとある場所。
「あそこに行きませんか?」
「うんっ! 私も今行きたいって思ってたんだ。 気が合うね!」
2人同時に同じところに行きたくなるなんて…こんなことってあるんだ…。
すごい偶然。
「じゃあ…行きましょうか?」
自然と繋がる手。
最初はギクシャクしていたけどいつの間にか、自然に繋ぐようになっていた。
私達が選んだ場所…それは―――――