空からのメッセージ〜最愛のキミへ〜


立ち上がったその瞬間、聞き慣れた着信音が鳴った。

「――っ!?」


嘘…だって、この着信音は―――――


慌てて制服のポケットから携帯を取り出すと、画面には『新着メール一件あり』と表示されていた。

震える指でボタンを押して受信メールBOXを開くと、未読のメールのマークの横に『翔くん』と表示されていた。



< 59 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop