気合いの華
俺はそのままホールの外を見て回った。

「あ!」

「ケッ!気にくわねぇのはどこにでもいるんだな?」

全部で…4つの中学か?人数は…20人ぐらいかな?

「まずコイツからやっちまおうぜ?」

ブレザー来たヤツが近付いて来たので、俺はそのまま顔面に蹴りを入れた。

ドザッ!

「てっめぇ!!」




バゴンッ!!



「おう、待たせなカズキ♪」

「冴島くん!みんな!!」

「ミッキーの野郎!本当にヤラカしてくれるぜ♪」

ドンッ!!

「カズキ、お土産♪」

松戸くんは俺にパイプ椅子を渡した。

「は、はは…オラ行くぞ!!」

俺はやる気を入れ直して、パイプ椅子で殴ったり、蹴ったりした。

「川中ナメんじゃねぇよ!?」


人数的には相手の方が倍ぐらいいたけど、それでも怯む事なく続けた。

バゴンッ!バキッ!

「パイプ折れたのか?」

「違う違う!腕だよ♪」

ドスッ!ドスッ!

ドガッ!
「くっ!コイツらやべぇ!!」

ビュッ!…バァン!
パシッ。ドスンッ!

「に、逃げっ!」

ドガッ!
「川中覚えとけや!」

お、あっちからミッキーが来る…
って行っても、もう5人ぐらいしかいないみたいだけど…

「俺にも1人くれ~!!」

「チッ!やべぇの来たぞ!?」

「お前らもう逃げらんねぇよ!?」

ゴツン!

冴島くんが笑いながら相手を殴り飛ばす。
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