気合いの華
「あぁ腹立つ…」

ガラッ!!

「あ、羽鳥くん達おかえりー♪」

「うるせぇ。」

ルイはそのまま寝始めてしまった。

「なにかあったの?」

俺はあった事をそのまま話した。

「江夏さん…ってもしかしたらだけど…」

矢部さんが思い出した様に言う。

「私小学校一緒かも!」

「マジで?なんか下っぱ連れてる感じの人?」

「いや、じゃあ多分違うと思うけど…1つ上に江夏 香さんって人がいたんだけど…」

「有名なの?」

「私の小学校の時は知らない人居なかったと思うよ?」

そ、そんなに荒れてたのかな…

「どんな感じの人なの?」

「茶髪で可愛くて、色んな学年からモテてた子で、アイドルみたいな存在だったよ?」

「はぁ?」

「いや、本当に…小5の終わりぐらいから不登校になってそれからは見た事ないけど…」

なにそれ?

「ひがんだ女子にイジメでもあったのかな?」

「いや、みんなのリーダー的存在だったからそんな事はないと思うけど…」

まぁ、さっきの見た感じだと、リーダー的存在なのは本人と似てるな。

「でもその子がミッキーさんと何かあったのかな?」

「いや、人違いかも知れないからわからないけど…」

ミッキーとアイドル的存在の子が?
しかもそんな子がグレる?

ないない!
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