気合いの華
「バイバーイ♪格好良いトコ期待してるよ?」

「うるさいなぁ、早く行って?」

裕美さんは校長室から出て行った。



はぁ…

「ま、仕方ないか…」

俺はゆっくり歩いて、端の1組の教室に向かって行った。

「ふぅ…」

俺は気合いを入れ直した…


ガラッ!!

「てめぇら2年、調子乗ってんじゃねぇぞ!!」

ドア付近にいた男3人を蹴りでそのままぶっ飛ばして、教卓を引っくり返して椅子を投げて窓を割った。

色々な所から悲鳴が上がる中、俺は1人ずつ殴り飛ばしていき、女子だけしか立ってないのを確認して、2組へと移った。

ガラッ!!

「2年が調子こいてんじゃねぇぞ!!」

机の上から椅子を投げたりして、勢いよく男子をぶっ飛ばして行った。

「てめぇだてめぇ!ツラが調子こいてるっつってんだよ!!」
1人をフルボッコにした後、周りを見たら男子がビビって立って居られずに這いつくばっている。

「オラオラ!こんなもんかよ!?」

男子はみんな眼を背けながら頭を隠している。

仕方ないからそいつらに蹴りを入れながら、立ち上がってくるヤツが居ないか周りを確認した。

ふと見ると、教室の隅に立って笑顔を見せてくる裕美さんがいた。

「チッ!!」

俺は近くに這いつくばってた男子を蹴りあげて3組へと移動した。
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