気合いの華
「バァーカ!ダメに決まってんだろ!?」

ミッキーはそう言いながらクラスのヤツを殴った。

「かっ川畑!!」

「女は男の裏に居りゃいんだよ?」

「おい!約束がっ!?」

「あん?昔お前に言い寄ってたって男だけを殴る♪文句あっか!?」

そう言って何人もの人が殴られ、酷い時には、窓ガラスの外に放り出された人もいた。
多分ベランダあるから、下には落ちてないよね?ここ3階だし…

「文句は…後で言ってやる!!」

そう言って江夏さんは殴られた男に近付いていき、蹴りを入れた。

「ハッ!このクラスはこんなもんか♪お前らこのまま3年まで行くぞ!?」

「ま、マジすか!?」

「カズキも協力してもらうぜ?お前は誰でもぶっ飛ばせる権利持ってっからなぁ♪」

「はい!シメに行きましょう♪」


その後、俺達3人は3年の教室もシメて廻った。

牧野先輩はミッキーのクラスに入る時に結局着いては来なかった。

それが終了する頃には5時間目の終わり頃にまでなり、教師が警察を呼ぼうと職員室に戻ろうとする人は片岡先輩や狭川先輩、隼人先輩にぶっ飛ばされていた。

雨の中、机や椅子が外に投げ出されたり、教室内には男子がぼろ雑巾の様に捨ててあったりと、かなり悲惨な学校となり、次の日には学校は臨時休日となり、校長は胃潰瘍で倒れて病院に運ばれたそうだ。
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