気合いの華
「そいえば俺達も行った方がいいかな?」

「なんで?」

「なんでって…一応バスケ部だし?」

それを聞いてみんな爆笑した。

「冗談きついって♪」

「カズキってボケもイケる口だったか!!」

いや…
本当の話しじゃん?

俺と女子2人は苦笑いした。ルイも一緒になって笑っていた意味がわかんないけど…

「そいえば、トーナメント表持って来たから早速初めようぜ?」

なにを?

「なんだ、全部で14校か…」

「この中学、ミッキー達全部行った?」

「あぁ、この1ヶ月でやっと終わったぜ!」

「マジ早ぇよな?他中シメに行くの!」

へ?行ったの!?

「へ?ミッキー行ったんすか?」

「あぁ、悪ぃな!ちゃっちゃとやっちまいたくてよ?」

「じゃあミッキーと冴島くんの2人で?」

「基本的にはな!どこも雑魚かったからみんな呼んだら暇んなっちまうしよ♪」

だからバイクで…

「ミッキー、俺も誘って下さいよ?」

「正確にはカズキは3校潰してんだけどな?俺と2人でよ♪」

へ?なにそれ?

「なんすか?知らないんすけど?」

「1ヶ月前に色んな所連れてったろ?あん中に中学は15近く潰したはずだが、地区の奴らん中には3校しか入ってなかった様だな?」

「あぁ、あん時の話しっすかぁ♪教えてくれても良かったじゃないっすか~?」

「カズキくん、殴り込みに行ったの?」

「いや、流れって言うか何て言うか…」

その時みんなは爆笑していた。
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