気合いの華
「とりあえず、ずらかっといた方がいんじゃね?」

「確かに…」

「だな!パトカーなんて滅多に乗れねぇしよ♪」

「ちょっ!マジで勘弁っすよ!?」

「あぁ!これ以上は流石に指名手配だぜ!?」

「なんだよ、つまんねぇな…」

「すまない…ココは俺とカズキのメンツも考えてくれ?」

「カズキもそう思ってんのか?」

「す、すんませんスけど…」

「ま、しゃーねぇ♪俺も車運転した事ねぇから今日は辞めにしとくか!」

「あっぶねぇ!!俺ら事故起こすトコだったのかよ?」

「まぁとりあえず…ずらかりません?」

「だな!!」

俺達3人は、他のみんなには悪いが、先に帰らせてもらった。

まぁ基本的に家まで警察が送り届けてくれるのが普通らしいから、みんなの中には直帰した人も居たかも知れないけど…

「つーか、薄々気付いてたんだけどよ…」

「ん?どしたの松戸くん?」

「ミッキーってよぉ…冴島よか強ぇんじゃねぇのか?」

へ?

「俺らはやった事ねぇから知らねぇけど、知名度なら冴島くんはボクシングで新聞載ったぐれーだし、かなり強ぇよ?」

「俺も一応冴島とはやりあった事あるから強ぇのはわかるけどよ…」

「確かにミッキー強いもんね?」

「お前ら、口が上手くなったなぁ♪ラーメン食い行くぞ!」

「へ?」

急すぎません?
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