気合いの華
「もう4時か。隼人、そろそろ部活行った方がいんじゃねーの?」

「あ、あぁ。そいじゃな♪」

「おう!頑張ってこいよ♪」

バタンッ!


「んじゃ、何する?」

「改めてコレで遊ぼうぜ?」

「ミッキー、警棒使って何するんすか?」

「何か壊して遊ぶ!!」

「そんなこったろうとは思ってたけどよ♪」

「コレってどんぐらいの破壊力あんすかね?」

「とりあえず骨ぐらいなら簡単に折れるぞ?」

「じゃ、じゃあさっき当たんなくて良かった…」

俺は思い返したら冷や汗をかいた。

「ま、カズキだったら骨折っても暴れてそうなイメージあっけどな♪」

「お、折らないから大丈夫だよ?」

「でも折った方が頑丈になるんだぜ?」

「み、ミッキー折られた事あんすか?」

「今度行く特訓所の野郎にな?」

み、ミッキーが折られたって事は…
俺大人しくしてよ。

「でもアイツら制覇すんのは人数的に俺1人じゃきついんだよなぁ…」

「何人ぐらい居るんすか?」

「一応10~15人ってトコだけど、レベルが違うから俺ら全員で行っても勝ち目ねぇだろうな?」

「冴島くん、俺がいんだろ!?」

「でもミッキー?4人目に喧嘩売って病院送りにされたじゃねぇかよ?」

ミッキーでも3人だけなんて…

「だからあん時とは違ぇんだって!!」
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