気合いの華
時は流れて…


「ぶちかましたれ~!!」
「隼人、頑張って~♪」
「女が応援してっぞ!見せたれや!!」
「川中はこんなもんじゃねぇだろ!?」

隼人先輩が打席に立ってる間に俺達はみんなで応援していた。

「つか相手何中?」

「第二中だろ?」

「相手のピッチャー強いっすよね?」

「いや、結構可愛い子来てんじゃん♪」

「あ、牧野。もしかしてあの子?」

「そっす!あのポニーの子可愛いっすよね♪」

「断然あっちの金髪の子の方が可愛いじゃん?」

「桜木はギャルなら誰でも良いんかい!」

「いや、可愛いっすよ!肌とか綺麗じゃないっすか?」

「先輩達、今隼人先輩が打席立ってんすけど?」

「チッ!じゃあ隼人が終わったらあっち向かおう♪」

「仕方ねぇ!前回のナンパ勝負の続きといくか?」

「冴島くんもいく?ならどの子が良いか聞かせてよ?」

はぁ…この人達は何しに来たんだか…

「待てよ!その勝負俺も混ぜてくれよ?」

「か、片岡先輩もやるんすか?」

「なんだよ?俺が入っちゃダメ?」

「いや~、ライバルは少ないに越した事はないんすけどね…」

もう本当にこの人達は何しに来たんだか…

「そうなんですか?」

「うん、隼人とは幼稚園の頃から仲良くって家が近いの♪」

「そうゆうのって羨ましいですよ!」

「カナちゃんは誰か居ないの?」

「幼なじみは居ないですねぇ。」

こっちは矢部さんと隼人先輩の彼女さんとでガールズトーク始めちゃってるし…
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