気合いの華
「どこ居るって?」

「1階の便所使ってたって言ってたから多分次曲がれば…」

あ、ミッキー!!
俺達は駆け寄った。

「ミッキー…」

「アイツなんなんだ?何も言わずに背後から殴りかかって来たぞ!?」

ミッキー顔がめっちゃキレてる…
まぁそりゃそうだよね。

「んで、どうなったんすか?」

「交わしてアイツ見てみたら包帯取れてやがったから俺狙ってたんだって気付いた訳よ…」

「…何か言ってました?」

「ぜってぇぶっ飛ばす!って連呼してたぞ?アイツ大丈夫か?」

「そりゃルイが悪いな…」

「あんなん誰でもキレるに決まってんだろ!何考えてやがんだ!?」

「でも…ちょっとやり過ぎじゃないっすか?」

「骨折ったりはしてねぇよ!」

「お、俺に言ってる?」

「アイツにゃしばらく病院で眠ってて貰う事にした。」

「まぁそれが冷静な判断だな…アレ呼んだのもミッキーなんだろ?」

「まぁアイツも仲間だからよ…ま、俺は嫌われんのは慣れっ子だけどよ!」

「ミッキーって…意外な所あんだな…」

「次はお前が病院行くか?」

「いや、そゆんじゃなくてよ…ダチ想いな所あんだなってよ?」

そっか!
松戸くんはミッキーの性格あんまり知らないんだもんね…
< 194 / 332 >

この作品をシェア

pagetop