気合いの華
「何が良いかな?」

「何でも喜ぶと思うよ?」

「カズキくんは何渡したの?」

「へ?俺はたいした物買ってないよ!」

「じゃあ私も安いのでいいや♪」

まぁ俺の場合500円ちょっとかかったんだけどね…
タバコって高すぎ!!

「筆記具なんてどうかな?」

「多分ぶちギレると思うよ?」

「じゃあ何かないかなぁ…」

ルイに筆記具って…本当に選ぶ気あるのかな?

「とりあえずお菓子でいっか♪」

やっぱそうなる様な気がしたよ…


「ありがとうございました~。」

「つってもまだ連絡来ないから暇なんだけどね?」

「多分そうとう語ってるんだよ!」

「そうだね…暑いから病院入る?」

「そうしよっか!」

「あ、ちょっと待って…ルイからだ!もしもし?うん、じゃあそっち向かうね?」

「終わったって?」

「みたいだね?ちょうど良いじゃん♪」

「入ろっか♪」

トントン…


「うわ!」

煙いなぁ…

「羽鳥くんタバコ吸ってたの?」

「カズキくんが買ったんだって?」

「う…うん。」

「コイツに渡しちゃダメだよ?調子こいて吸ってばっかりだよ!!」

「ルイ、他の人の事も考えなきゃ?」

「ま、買ったのはカズキだけどな♪」

はぁ…
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