気合いの華
良くないのかも知れないけど、最近は気絶になれてきたから起きてすぐに動ける様になっていた。

「えっと…ラーメンで良い?」

「うん。」

さっきから気まずいなぁ…

俺達は黙って近くのラーメン屋へと来ていた。

「へいお待ち!!」

「いただきます!」
「いただきます。」

ズッズズー!

チラッ…

「フー、フー…ん、美味しい♪」

「でしょ?ここのラーメン屋は週に3回は来てるんだ♪」

「よく来るね?」

「うん、学校より来てるかも知れない♪」

「そりゃ困ったね?」

やっといつもの空気に戻ったかな?

「この後どうするの?」

「2時間ぐらい鍛えたらジム出ようかと思う。」

「あんまり無理しないでよ?」

「大丈夫だよ♪」

「もう…死んじゃったのかと思ったよ?」

「こんな所で死なないよ♪それに毎日ジム行ったら気絶するまでスパーやってるからだいぶ慣れて来たよ!」

「危ないから辞めなよ?」

「それでも強くなりたいからさ?」

「もうじゅうぶん強いじゃん?」

「いや、まだまだ…それより中川さん、時間は大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ?」

「退屈じゃない?」

「うん!大丈夫だよ?」

「わかった…んじゃ、食べ終わったら行こう♪」

俺はそう言いつつ、中川さんのペースにあわせながら食べた。
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