気合いの華
「でも私達もちょっと行きたいよね?」

「へ?それは流石に悪いんじゃないかな?」

うん、それはバレるから困るね…

「ごめんね、帰って来たら4人でどっか行こう?」

「いつ頃戻ってくるの?」

「それはちょっとわかんないや!」

「へ?夏休み中には帰るよね?」

「そうだと思うよ?」

「ならプールとか夏祭りとか色々行ってみたいね♪」

「まぁそれは帰って来てから考えよ?」

「そうだね!じゃあ帰って来たら連絡ちょうだいね?」

「うん!俺達があっち行ってる間は何する予定?」

「あぁ宿題とかやろうかなぁ。」

「そいえば俺もやった方が良いのかな?」

「変わったヤンキーみたいに思われちゃうよ?」

「そ、そっか?でもバカになったら高校行けないんじゃないかな?」

「先の事考えすぎでしょ!そん時は私が教えてあげるって♪」

「逆に俺が教える立場になったりして?」

「お~い?何2人の世界入ってんの~?」

あ…

「あぁ、ルイ寝てたのかと思ったよ?」

「じゃあ私は?」

「うん…会話に入ってくれば良かったのに?」

「入る隙がなかったよ?」

矢部さんとルイは俺の方を見ながらニヤニヤしている。
こうゆう時だけ息ピッタリなのね?この2人…

「そいえば今日からしばらくは給食食べれなくなるね?」

「あ!話し逸らした~?」


ガラッ!!
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