気合いの華
その後少ししたら牧野先輩と隼人先輩が帰って来た。

「お!やってるやってる♪」

「3人はやんないの?」

「いや、今終わったとこっすかね…」

「片岡先輩、俺ともやりましょうよ?…あれ?片岡先輩!?」

「今はちょっと気絶してるよ…俺も片岡先輩もカズキくんにやられたからなぁ。」

それを聞いて牧野先輩と隼人先輩は俺を見る。

「ま、マジ!?」

「うん。」

「か、カズキくんやっぱ強ぇんだ…」

「ミッキーも喜ぶんじゃねぇの?」

俺が強ければ…ミッキーが喜ぶ?

「俺が強ければミッキーは喜びますかね?」

「そりゃミッキーが人に喧嘩教えるなんて有り得ねぇ話しだから、カズキくんはちょっと特別なんじゃね?」

「兄貴分のミッキーはカズキくんの成長していく姿が嬉しいはずだよ♪」

ミッキーが兄貴分…
確かにな!俺もミッキーの弟分で有りたいし!!

「ミッキーに相応しいぐらい、強くなりたいっすよ!!」

「カズキくんはもうじゅうぶん相応しいだろ?」

「荒れた時がミッキーと似てるし♪」

そいえば俺って、いつからかミッキーの背中ばかりを見てきた気がするなぁ…

もっとミッキーの期待に応えたいよ…

「そいえば山中はどうだったんすか?」

「行ったけどみんな誰かにやられた後だったみたいで相手居なかったから、代わりに石中潰してきたよ♪」

やられた後?
ミッキーがやったのかな?
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