気合いの華

修行の末に

あれから5日間が経った。

「かぁ!ここのトレーニング良いなぁ♪」

「本当、色んな機械があるもんね?」

「全身筋肉痛のはずなのにマッサージ師まで居て、身体が軽いよな♪」

「つってもマッサージ師も筋門って感じだから気まずいけど!」

俺達はかなり満足感を覚えていた。
俺達は夜食を終えて寝床へと向かった。

「今日は大事な話しがある!」

「冴島くん、どしたの?」

みんな布団の上で座ったり寝そべったりしながら話しを聞いた。

「今はまだ身体が軽いだろうが、若いからって、もっても後2日もしたらドッと疲れがくる!」

まぁマッサージとか電気器具とかあっても、限界はあるよな…

「それを考えて話しはしてあって、明日はあっちの人数が13人集まったみてぇだから、いよいよ喧嘩と行こうぜ?」

へ?

「い、今鍛えてくれてる付きっきりの人達って事?」

「おう!それとカウンセラーのマッサージ師2人もいれてな♪」

「…」

いよいよか…

「なんかお世話になった人だと気が引けない?」

桜木先輩がみんなを見渡しながら聞いた。

「いや、やる時ゃやんだよ!!」

「…」

ミッキーの言葉を聞いてみんな下を向いて黙りこんだ。

「…そっすよね?その為に来たんすから!!」

俺もミッキーに続いてみんなに言った。
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