気合いの華
「あ!」

「おうカズキか?」

そこには砂浜でトレーニングをしているミッキーがいた。

「俺もトレーニングします♪」

「さっきもやったのに、たいしたもんだ♪」

俺は砂浜をミッキーと2人でランニングした。

「どんぐらい走んだ?」

「一応30分ぐらいは…」

「なら俺もそれまで付き合ってやる!」

「あざっす!あと俺走りながらシャドーボクシングもやりますよ?」

「俺と同じだな?」

そう言ってミッキーも構え始めた。

やっぱり教えてくれただけあって様になってるなぁ…




「俺はそろそろ戻りますね?」

「おう、また後でな?」

そうして俺は、施設へと戻って来た。

「おうカズキか!」

「ちっす!」

そこには狭川先輩と片岡先輩とルイがタバコを吸っていた。

「まだ1時間ぐらいあんなぁ…」

そう言いながら3人はグダグダしていた。

「そいえばカズキ、次やる時は負けねぇからな?」

「はい、いつでも待ってますよ♪」

「カズキって本当強くなったよな?」

「俺は?」

「ルイも成長してんじゃん?」

「何だよ、テキトーだなぁ?」

「でも確かに強くなったんだろぉな!」

「次やる時は勝つからな?」

「俺も負けねぇよ?」

「その前に今日の相手が問題だろうなぁ…」

確かに…
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