気合いの華
い、刺青入ってるんだ…

「でも隼人先輩も災難だよな、夏の最後の大会控えてるってのによ…」

「何か部活やってるの?」

あ、そいえばルイの言葉聞いて思い出したけど、2日連続でサボっちゃってるよ…しかも無断で…


「隼人は野球部だよ?4番バッターと言ったら隼人だろ♪」

「まぁ俺達ん中で1番ガタイの良い2人がやられたんだしな…絶対武器使ってるな…」

てことは、片岡先輩よりもガタイ良いのかな?

「でもミッキーいないと、学校つまんねぇなぁ…」

「あんな問題児はいねぇよ!」

「いや、カズキも負けちゃいねぇよ?」

お、俺?

「ま、多分気は合うだろうぜ?」


「は、はは…」

最近苦笑いばっかりな気がする…


「ま、話し戻すと、あっちが攻めて来る訳か…」

「つか俺ら怪我人だらけだけど、今戦えんのって誰いる?」

冴島くんと松戸くんはボロボロ、ルイはさっきの乱闘でボロボロ、片岡先輩と狭川先輩は屋上にてボロボロ…

って事は2年の…
「見た感じカズキとお前ら2年だけじゃね?」


ま、マジでぇ?
つか俺も含まれてんの?

「事の発端は狭川先輩なのに…」


「ん?まぁ気にすんなって!!」




はぁ…
< 24 / 332 >

この作品をシェア

pagetop