気合いの華
「…」

「…っしゃ~!!」

俺は地面を踏み締めて拳を作った。

ミッキーの方を見たらミッキーもちょうど2人目を倒した様だ。

「ミッキー!!」

俺はミッキーを呼んで拳を作った。

それを見てミッキーは少し笑ってから真ん中を見た。

「オラァ!次さっさとかかってこいやぁ!!」

流石ミッキー、この人達を相手に自分のペースにしてるよ…

「こっちにも来いよ!?止められるもんなら俺を止めてみな!!」

真ん中にいる俺達の仲間は凄い盛り上がっている。

そしたら次の相手が歩いてきた。

「言うやんけ?ワシらがチューボーにナメられてはるわ♪」

そう言って身長2メール有りそうなガッチリした人が俺の所に来た。

俺はやっとわかった。俺のスイッチ…

「来いよ?」

俺は身長差が50センチぐらいある気がしたが、臆する事なく手招きをした。

相手はそれにあわせて目付きを変えて掴みにかかって来た。

掴まれて上に持ち上げられたが、それを利用して膝蹴りを顔面に入れた。

バキッ!!

「っ?」

相手が俺を後ろに投げようとしてきた。

その時に、俺はそのまま相手の左肩を両手で掴んで降り下ろされない様にしながら脇腹に左足で蹴りを入れた。

バスッ!!

アレ!?硬いなぁ…
多分今のはびくともしなかっただろうなぁ。

俺は肩から手を離して遠くに着地した。
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