気合いの華
ミッキーの所に近付いて来た相手が関心している。

「ワレが冴島組入ればソッコー幹部クラスやぞ!?」

「お前らなんかじゃ、俺は止められねぇよ!?」

「口だけじゃないから困ったもんやのぅ…」

そのまま相手が掴んで来たが、ミッキーはそれを掴み返して頭突きを噛ました。

すぐさま腹にワンパンを入れてから相手を後ろに放り投げた。

「かはぁっ!?」

立ち上がったのを見計らってミッキーがジャンプして膝蹴りを顔面に入れた。

それと同時に相手は上段蹴りをミッキーの脇腹に当てた。

ドドッ!!

「…」

「ふぅ、今回はあっさり倒せたな…」

ミッキーは7人目を倒して、周りを見渡した。

「なんだ、俺は休みかよ…」


その頃…

周りでは冴島くんと桜木先輩と牧野先輩の3人と相手の3人が喧嘩していた。

「坊っちゃんトコの去年も来たあの金髪、ありゃ化け物でんな?」

「俺が頭張ってんだ!当然だろ?」

「坊っちゃんより強いんとちゃいます?」

「試してから言え…」

そう言って冴島くんは相手にジャブを打ってからストレートを入れた。

「うひゃ~!やっぱ速いでんな?当たってたら笑い事じゃ済まされんとですわ!」

「勝手に言ってろ…」

冴島くんが更に前に出て、右フックを打った後に左ストレートを打った。
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