気合いの華
「俺もカズキを鍛えてやりてぇんだが、ちょっと忙しくなりそうなんだ…」

「そ、そうなんすか…」

帰って来たばっかりなのに大変だなぁ…

「でも俺個人でも頑張って強くなりますんで、ミッキーはそっちに集中して大丈夫っすよ?」

「そうか?」

「それで、どれくらいかかりそうなんすか?」

「いや、全く未定だな?」

「でも、都合が空いた時は連絡下さいよ?俺は強くなって待ってますから♪」

「だな!!さっき冴島くんにも言いそびれちまったから、聞かれたら忙しいって伝えといてくれ?」

「はい!わかりました。」

「んじゃ、俺らもそろそろ帰るか!カズキ、立てるか?」

俺はそう聞かれて立ち上がろうとしたが身体が悲鳴を上げてよろけてしまったが、平気を装って立ち上がった。

「んじゃ、帰りますか?」

「あぁ、しばらく川中はガタガタだろうけど、頼んだぞ?」

「はい♪」

その後公園で解散して、俺は自宅へと帰ってきた。

久しぶりに帰ってきて、携帯の充電を入れると、かなりメールが入ってきた。

その内容が全部中川さんからのもので、俺はビックリした。

「中川さんに連絡しないとな…」

俺は改めて、帰って来たんだと思い、テンションが上がった。
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