気合いの華


それから中川さんに、『ルイの事は明日話す』ってメールを送ってから筋トレだけして、風呂に入ってから眠りについた。




ピピピピ♪
ピピピピ…

「ん…」

もう6時か…

俺は身体を起こしていつものメニューをこなしに行った。

家を出てランニングをしようとしたら激痛が走ってうずくまってしまった。

「そ、そうだよね…」

アバラ折れてたの忘れてた…

その時、電話が鳴った。

「もしもし?」

「もしもし?おはよう♪」

「う、うん。おはよ?」

「あれ?もしかして起こしちゃった?」

「いや、起きてたよ?」

「なら良かった。それで今日何時にする?」

「俺は別に何時でも…」

「じゃあ今からそっち向かっても良い?」

「べ、別に良いけど?」

「じゃあ今からそっち向かうね?」

「うん、待ってるね♪」

「は~い♪」



俺は中川さんが家に来る前に、朝食を取ろうと立ち上がった。

「アバラ、早く治んないかなぁ…」

俺はそう思いながら、朝食を取ってから、部屋で寛いで中川さんを待った。

しばらくすると、メールで『着いたよ!!』と来ていたから、急いで玄関まで向かった。

ガチャッ!!

「おはよう♪」

「うん、おはよ?入る?」


そうして、中川さんは俺の部屋へと来ていた。
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