気合いの華
「カズキくん、入院しなくて大丈夫なの？」

「ぶっちゃけ、しんどいっすけどね…ミッキー見てたら落ち着いてらんないんすよ？」

「その言い方だと、ホモと誤解されるよ？」

そう言いながら牧野先輩は爆笑していた。

「流れでわかって下さいよ？全く…」

「わかってるよ？つーかミッキーはどうしてんの？」

「なんかしばらく忙しくなるって言ってましたよ？」

「怒ってっかなぁ…昨日ひでー態度見せちまったからなぁ。」

「いや、多分わかってくれてますよ？俺に、留守の間は川中を頼む、って言ってましたから、みんなの事を気にかけてくれって事だと思うんすよ？」

「まぁそうだね…ミッキーが来ないから、てっきり怒らせちゃったかと思ったよ♪」

そう言いながら牧野先輩は笑っていた。
ミッキーの事を完全に受け入れてくれたみたいで嬉しいよ！

「でもよぉ？ミッキーと居るんだから、俺も強くなりてぇんだけどなぁ…」

「桜木先輩も強くなりたいって言ってましたよ？」

「桜木は結構影でやるタイプだから、気ぃ抜いてたらヤベーな♪」

「みんなやる気満々みたいっすね？」

「っつー事は、他のみんなも同じ事考えてるって訳か♪」

「まぁみんなそんな感じでしたね。」

「もうみんなの見舞い行って来た感じ？」

「いや、まだ行ってない人も居ますけどね？」

「あ！そいえば桜木ん所行ったんだよね！？」

「へ？うん…」

なんで急にテンション高くなってんだろ…
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表紙・目次

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