気合いの華
「だぁ!疲れたー。」

みんなリビングまで入ったら疲れて床に横になった。


ルイがコーラを人数分とお菓子を持ってきた。

コーラを片手に冴島くんがルイに礼を言いながら立ち上がった。

「んじゃ、俺らの勝利を祝って…カンパーイ♪」

みんな一気に盛り上がった!

「いや~つか俺らボロボロだったのによく勝てたよな?」

「カズキが居たしな♪」

「へ?お、俺?」

みんな俺の方を向きながら爆笑した。


「カズキが武器使って突っ込んだから相手も弱りまくったみたいだったしな!」

「いやぁ、カズキがあんな気合い入れてるとは思わなかった!」

「み、ミッキーもやってたじゃん?」


「ミッキーは特別だからよ♪」

「俺特別って良い意味?」

「良い意味だろ♪」

「武器持ったら普通は全力で殴れなくなっちまうもんな?」

「だからカズキは俺が見込んだ男なんだよ!」

ちょっ!皆も手ぇ出してたじゃん…

「カズキ、喧嘩は何度目だ?」

「は、初めてだよ?」


「マジで!?」

「それであのぶっ飛び様は…」

「絶対喧嘩の才能あるって!!」


お、俺そんなに喧嘩とかは…乗り気じゃなかったんだけどさ…
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