気合いの華
「へ!?」
俺は公園を突っ切ってコンビニに向かおうとしたが、異様な光景が眼に映る。
「お、おい!!」
そこに居たのは、江夏さんの取り巻きのいわゆる『江夏軍団』と3人の男子の姿だった…
「か、カズキくん?」
「へ?…」
「チッ!…」
江夏軍団がリンチをしていたのは、なんと田渕先輩とこの前一緒に居た2人だった。
「田渕先輩!大丈夫っすか!?」
「ごめん…」
俺は田渕先輩を抱えながら周りを見渡して裕美さんと眼があった。
「裕美さん、なんでこんな事したんすか!?」
「いや…ちょっとね?」
「ちょっと何すか?話して下さい!」
裕美さんはビックリした顔をしてから俺に言う。
「コイツ、カズキの仲間なんだってね?」
「う、うん。」
「だからみんな入院したんだって?って聞いたら、場所はどこなのか知りたがってたから、おかしいと思ったんだよ。」
「いや、でも本当に仲間だよ?」
「そうかも知れないけどさ?理由聞いたら、入院してる川畑を倒すって言うからさ?その前に動けなくしといたんだけど…」
そう言って倒れ田渕先輩の顔を睨み付ける。
「あれ…そいえば、江夏さんは居ないの?」
「…夏休み入ってから、姿見せないんだよ?」
「へ?そうなの?」
「まぁ電話では話したんだけどね?何か忙しいらしくてさ…」
忙しい?
俺は公園を突っ切ってコンビニに向かおうとしたが、異様な光景が眼に映る。
「お、おい!!」
そこに居たのは、江夏さんの取り巻きのいわゆる『江夏軍団』と3人の男子の姿だった…
「か、カズキくん?」
「へ?…」
「チッ!…」
江夏軍団がリンチをしていたのは、なんと田渕先輩とこの前一緒に居た2人だった。
「田渕先輩!大丈夫っすか!?」
「ごめん…」
俺は田渕先輩を抱えながら周りを見渡して裕美さんと眼があった。
「裕美さん、なんでこんな事したんすか!?」
「いや…ちょっとね?」
「ちょっと何すか?話して下さい!」
裕美さんはビックリした顔をしてから俺に言う。
「コイツ、カズキの仲間なんだってね?」
「う、うん。」
「だからみんな入院したんだって?って聞いたら、場所はどこなのか知りたがってたから、おかしいと思ったんだよ。」
「いや、でも本当に仲間だよ?」
「そうかも知れないけどさ?理由聞いたら、入院してる川畑を倒すって言うからさ?その前に動けなくしといたんだけど…」
そう言って倒れ田渕先輩の顔を睨み付ける。
「あれ…そいえば、江夏さんは居ないの?」
「…夏休み入ってから、姿見せないんだよ?」
「へ?そうなの?」
「まぁ電話では話したんだけどね?何か忙しいらしくてさ…」
忙しい?