気合いの華
「おめぇは俺が責任持って育ててやっからよ♪」

「はい!俺頑張ります♪」



俺達3人は楽しく湯に浸かりながら時を過ごした。
ミッキーって普段めちゃくちゃな人ってイメージだったけど、話してみると結構良い人なんだね!
冴島くんとの事もあってミッキーも色々悩んでるみたいだし…
でも、だからこそルイとは揉めて欲しくないなぁ…



「おい、そろそろ上がって帰っぞ?」

冴島くんが俺達を呼びに来てくれた。

「おう、今行く!」


その後風呂上がりに飲み物をミッキーにおごって貰った。

「気にすんなって!飲め飲め♪」

「あざっす!」

みんなで外の入り口にたまっていた。

「カズキぃ、ミッキーに気に入られたな?」

狭川先輩がおちょくってくる。

「カズキは俺の可愛い後輩だかんな?文句ある奴は今ここでぶっ飛ばす!」

「べ、別に文句言わないよ?俺とも仲良くしようなカズキくん?」

牧野先輩が恐る恐る握手を求めてきた。
俺後輩なんだし、そんなにビビらないで欲しいな…これもあの時の乱闘のせいなのかな?

「う、うん!こちらこそ♪」

俺はなるべく明るく振る舞ったが、何故かビビられてる気がする…
いや、2年の人達みんなそうだ。
桜木先輩に田渕先輩も…

なんか…
やりづらいなぁ…
< 38 / 332 >

この作品をシェア

pagetop