気合いの華

2人の関係

その後みんな解散した。

綺麗な満月の夜で、明日はやっと土曜日。

俺は家に帰る途中、おごって貰ったコーラを見つめていた…

「ルイとミッキー、仲良くして欲しいんだけどなぁ…」

気付いたら住宅地の家付近まで来ていたから、一気にコーラを飲み干してから家に帰った。

「ただいま♪」

「カズキ!ちょっと来なさい!」

ん?なんだ?
俺はリビングに呼ばれて母さんの元に向かった。

「なに?」

「何じゃないでしょ!今何時だと思ってんの?」

「ごめん…」

そいえば時間もう遅いもんな…

「担任の先生から連絡あったよ!あんた何やったの?」

あ…

「うん…」

「うんじゃないよ!あんたいつからそんな子になったの?明日学校行って謝りに行くよ?」

「は?やだよ!俺別に悪くないし。」

あれはルイを馬鹿にしたのが悪いんだよな…

「とにかく顧問の先生には言ってあるから、明日は職員室行くんだよ?」

あぁ、そっか。明日は部活だったんだ…
でも明日はミッキーとキックボクシングやりに行くかも知れないし…

「明日はちょっと…」

「何?部活行くんじゃなかったの!?」

「うん…」

「あんたどうしちゃったの?学校の先生には変な子と連るむ様になって、問題起こす様になったって聞いたけど…」

「別に変な奴らじゃねぇよ!!…とにかく明日は行かないからね?」

俺はそのまま部屋に戻って眠りについた。
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