気合いの華
あ、ルイからだ…


『部活行ってる?
俺今生徒指導室で話ししてるトコ(笑)
バックレるなら言ってくれよ!』

「メールか?」

「あ、ルイからっす!」

「あぁ、あの1年か。なんだって?」

「学校呼び出されて生徒指導室にいるみたいで、俺も呼び出されてたからバックレるなら連絡くれよーって感じっすね。」

「あぁ、なんかやったの?」

「俺が2階から担任殴って落としちゃったんすよ?」

「マジ?そりゃ笑えるわ♪バックレて正解だ!」

ミッキーは爆笑していた。

「ちょっと返信しときますね?」

「あいよ~。」

んっと…

『ごめんごめん!
ルイも行かないと思ってたから連絡しなかった(泣)
後今日は用事あって部活は行ってないよ(笑)』


よし。

あ、ミッキータバコ吸ってる…

「ん?どした?」

「いや、タバコうまいっすか?」

「1本吸うか?」

「あ、俺は大丈夫っすよ!」

「どうもヤンキーっぽさがカズキにゃ足んねぇよな?」

「そ、そうすか?」

ま、確かにそうだけど…

「キック終わったら髪切り行くぞ!」

「か、金足んないかもしんないんすけど…」

「大丈夫だって!んじゃ5時んなったらジム切り上げんぞ?」

「は、はい。」
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