気合いの華
その後戻って筋トレから始まりその日はサンドバッグにパンチやキックの練習をして終わった。

「よし、コンビニ行こか!」

コンビニに着いて雑誌コーナーに来た。

「カズキ髪上げて?」

俺は少し恥ずかしかったが髪を上げた。

「結構いいじゃん!カズキって器用な方?」

「まぁ多分…」

「ならこれなんか良んじゃね?カリアゲパンチ!」

「ま、マジすか?」

ツーブロにカリアゲてあって、パンチパーマのかかったかなり厳つい髪型だ…

「毎日鬼剃りの手入れすんだけど、これかっけーよ?あ、鬼剃りってここの剃りの事だから!」

「お、俺なんかが似合いますかね?」

「ぜってー似合うって!」

「は、はは…」




「いらっしゃいませー♪」

「あぁ、こいつ1人だから!」

「どんな感じにしますか?」

俺は少し勇気を出して雑誌を見せた。

「こ、これで…」

俺がやってもらってる間、ミッキーは外に出て行った。

ま、待たせてると悪いよな…

「待たせてるから出来るだけ早目で?」

「はい、かしこまりました。ですがパーマにお時間が…」

ま、仕方ないか…

ミッキーが選んでくれたって事はそれも予想済みだろうし…
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