気合いの華
「んじゃ明日は久々に部活に顔見せてきますね!」

「その頭だったらインパクトあるぞー?」

あ、そっか…
これで部活行って大丈夫かな?
まぁ片岡先輩はパーマだし、大丈夫だろ!

「ナメられない様にビッとしてきます♪」

「おう、ナメられたらやっちまえ!」

「は、はは…」

そこまでは部活の仲間だから出来ない気が…

「よし、公園行ってから帰んぞ!」

「はい!」


公園に着いたら広場の辺りで俺と向き合った。

「よし来い!!」

ミッキーとスパーをする事になってしまったが…

「何ビビってんだよ!体重乗せろ?もっと足使え足!」

だんだん自棄になってきて、相手がミッキーだからって手加減なしで全力でやった。

「いい感じだな!そろそろこっちも行くよ?」

「ま、マジすか?」

ミッキーもパンチを打って来る様になった。

「早っ…!」

「足も使え!素人さん相手にしてんじゃねぇんだぞ?」

「くっ!!」




「はぁ…はぁ…」

ミッキーは体格も違えば動きやパワーも全然俺より凄く、めちゃくちゃな程強かった。

「ジムで鍛えた日は毎日やるぞ!!」

「はい!」

身体中痛かったけど…
それでも楽しくてハマった。
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