気合いの華
それを聞いてみんな固まった。

「ルイ!いないからってそんな事言っちゃ」

「あんたらん中にもミッキー気に食わねぇヤツとかいんじゃねぇの?いつまでもへつらってやがって、だっせ~なぁ?」

ルイ、流石に言い過ぎじゃ…
みんな固まっちゃってるし…

そんな中、牧野先輩が口を開いた。

「ぶっちゃけ…お、俺も…き、気に入らねぇ。」

それを聞いてルイが、
「なんだよ!ちゃんと自分の口で言えんじゃん?」

それを聞いて桜木先輩も
「実は…俺も。」

田渕先輩も隣で頷いている…

やっぱり3人共そうだったんだ。

そんな中、狭川先輩が口を開いた。

「言いたい事あんなら本人の前で言ってこいよ?こんなトコで愚痴ってんの、だっせ~ぞ?」

片岡先輩も続けた
「お前ら4人がそう思ってんのはわかったが、ずるずる引きずんじゃねぇよ?」

俺は思った事を付け足した。

「ミッキーときっちりした方がいいんじゃない?ルイは松戸くんとも。」

それを聞いて4人は顔を合わせた。
「ど、どうすっか?」

「みんな手ぇ貸せよ?」

ルイの一言に片岡先輩が反論した。

「揉めるのはかまわねぇが、やるならタイマンでカタつけろ?それが筋ってもんだ!」

スジ?ってなんだろ?
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