【完】となりの俺様幼なじみ
「か、考えてないよ別に~」
「ふーん、まあいいや。今はマドレーヌのことだけを考えてね。」
やっぱり陽菜には何でもばれてる気がする。
だてに何年間も親友やってるわけじゃないみたい。
「そうだね、早く焼かないと!!」
「飾りつけとかラッピングとかも可愛くしたいんだけど杏奈んちになんかある?」
ラッピング用品ならこの前バレンタインの時に買ってたのが余ってるはずだから。
「ちょっと二階探しに行ってくる。あたしの分も作っといてくれない?」
「いいよー!!」
そういってあたしは階段を駆け上がった。