【完】となりの俺様幼なじみ
「俺も杏奈の気持ちが知りたいんだけど…」
「あたしも…悠真と同じ気持ちだよ。」
精一杯の勇気を出したけど恥ずかしくって顔を下に向ける。
「それじゃ、俺分かんない。ちゃんと言葉で言って。」
「あたしも……悠真……のことが……好き。」
最後まで言ったときには、もう唇に触れていて。
「うん、知ってる。」
笑ってあたしの肩を引き寄せられ、もう悠真の腕の中だった。
抱きしめられたまま、もう一度夜空を見上げた
すると南の方角から、一筋の光が差し込んできた
「悠真とずっと一緒にいられますように」
ねえ悠真………今度はお願い出来たよ、そして今日をこんなにもステキな日にしてくれてありがとう。