【完】となりの俺様幼なじみ



「広夢になんかあったのですか?」



変な胸騒ぎがして落ち着かない。




あいつのこと少しでも知っとかないと合同練習でも分かり合えないような気がした。




広翔さんは一度カーペットが敷いてある床を見た。



「広夢はサッカー強豪校である東彩中に推薦で入学したんだ。あそこは中高一貫のエスカレーター式だ。」



東彩の強さは英才教育あるのかもしれない。



「もちろん、あいつの才能は中学から開花していた。だけど……それをあまりよく思わない奴もいるだろう?上級生とかとそりが合わなくてあいつにとってつらい時期だったんだ。」
< 326 / 402 >

この作品をシェア

pagetop