【完】となりの俺様幼なじみ
「東彩と合同練習やるんだってな。」
「広翔さん、何でそれを知ってるんですか?」
「あぁちょっとな。情報のパイプが青陵サッカー部にあるんだ。」
監督や顧問の先生か?OBだから知っていても不思議ではない。
「広夢は来ると思う。一緒にサッカーできるといいな。あー俺も久しぶりにサッカーしたい。」
目の前の広翔さんは本当に無邪気で早く俺もサッカーがしたくなった。
「捻挫早く治ると良いな」
「はい、もうボールが蹴りたくて蹴りたくて。」
「昔の俺みたいだ。そうだ、家まで送っていくよ。」
そう言われ、広翔さんの車で帰路についた。