文目剣術部【参】
「んじゃあ皆行って来るね!」
俺が笑うと皆は「行って来い!」と笑い返してくれた
立ち上げる直前で詠に軽く背中を叩かれた
俺は「うん!」と頷いて試合場に足を踏み入れた
ここまで来るの意外に結構大変だったよね皆…
俺は深呼吸した
副将戦は俺と茂森だった
審判の合図とともに副将戦は始まった
茂森の技にはさすが副将って思わせられるほどの重みがあった
次に戦う主将のためにも負けられないって言う事かな?