文目剣術部【参】

2試合目を始めた瞬間に茂森は言ったんだ

「棄権したら?その怪我じゃ俺には勝てない」

って。

その瞬間何かが俺の中で割れた

「嫌だ!」と俺は茂森の隙を見つけて素早く技をかけた

驚いた茂森から俺は一本を取り返した

「やっとここまで皆で来れたんだ何が何でも棄権したりなんかしない」

俺は茂森を見た

「ふ~ん?あっそ!ま、いいけどね」と茂森は言いながら技を次々かけてきた

それも俺の怪我している方の右腕を狙って

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