文目剣術部【参】

「あーはいはい!」と詠はBBQセットを胡蝶の別荘へと運んで行った

その後ろ姿を見ながら「はぁ」とため息ついた胡蝶

「ふられてやんの」

後ろからいきなり声が聞こえて驚いた胡蝶は振り向いた

「天宮城!?」

「よっ!」と笑みを見せる天宮城

「な、何ですの人の話しを盗み聞きするなん「おいおい!変な事を言うな!こんな場所で話してるあんたらの方にも問題はあるだろ?」

天宮城は携帯を取り出した

「誰かに電話ですの?」

「ん?まぁね~これでも色々あんのよ僕ちゃんも!あ、もしもーし!留守電入ってたけどどうかしたか?」

< 75 / 212 >

この作品をシェア

pagetop