Advanced Level
2回目のコンパは9月に訪れた。曜子の昔のバイト先の友人でミナミでホステスをしてる美沙ちゃんの主催だった。 はじめ女の子だけでお茶をして美沙ちゃんと初顔合わせ。 ほんわりした雰囲気の親しみやすい感じの女の子でほっとした。 男性メンバーは美沙ちゃんのお店のボーイさんの紹介だから相手がどんな人なのかまったくわからないミステリアスなコンパである。梅田の東通り商店街で待ち合わせ。3人とも小柄で黒い(服装が)。 1人、おっさんぽいけどあとの2人はまあまあかっこいいかも?夜だからよくわかんないしとりあえずお店に入る。 北海道料理の居酒屋で男女向かい合って座る。とりあえず端からあたし、曜子、美沙ちゃんの順番で座る。目の前に座った男の子が信之介君といって28歳、身長165cm、松本潤似の一番男前だ。黒のインナーに黒のズボン、茶色の皮ジャンを着ていてグラサンをかけてるからちょっといかつい。 その横に座ってる子が賢一という名前で同じ年の24歳、163cmで小柄だけど童顔で可愛らしい顔をしてる。黒のタートルネックにジーンズでシルバーアクセをつけている。 チラッとブルガリのサイフが見えた。 この時あたしのバッグがヴィトン 曜子のバッグがエルメス、美沙ちゃんのバッグがシャネルだったことに突っ込みを入れてきたのでブランド好きと確信。 そして一番遠い席にすわった大島さんという人は32歳でこの2人の仕事先での先輩らしい。 居酒屋というとにぎやかなイメージがあるけれどここは有線もほとんど聞こえずお腹の音さえ聞こえそうなくらい静かな空間だった。でもさすがホステスの美沙ちゃんは盛り上げ上手。 でも仕事じゃないのに仕事みたいにさせてしまって気の毒に思えてきた。 すごく気を使ってくれてるからあたしもがんばって盛り上げないと。 席的に信之介君とはじめは2人で話してそれを横の曜子と賢一にまわして、という感じでまんべんなく話してた。 お酒が入ると緊張も解けてきたのかわりと盛り上がってきた。 信之介君と賢一が冗談でからかってきたりするのでほぐれて自然に返せたりできてきた。 この段階で2人ともまあ第一関門はいい感じかな、どっちに絞ろうかな、、、って感じだったんだけど若干、信之介君の方が年上なぶんいいかなって思った。 でも肝心の仕事がハッキリわからない。 そこを突っ込むと説明しにくいけど昔の仕事仲間と言う。 今は信之介君は金融業、賢一は大学院生、そして大島さんはいろんな仕事を資本出資する仕事らしい。 そして3人ともミナミに住んでいてミナミを中心に働いてるらしい。 何かよくわからないけどまあいっか。 でも怪しいことは間違いない。 金融って闇金とかじゃないのって感じだし(笑)そこでもう一人欣也というメンバーが加わった。めちゃくちゃマッチョでビックリ!!欣也は武道家の人らしい。 腕なんてめちゃくちゃ太くてみんな小柄な男性メンバーの中180を超える長身にマッチョな体格はすごく目立つ。23歳で一人だけみんなより年下だけど態度はでかい(笑) でも欣也が加わってからさらに盛り上がったので勢いづいてゲームまで始まってしまった。 そこで席替えになってくじ引きで賢一が横になった。
「派手系に見えたけど近くで見ると童顔やん」
といわれ、賢一がニヤッと笑った。
あ、結構かわいいかな?ていうかあんたも童顔だって、、、。 と心の中でつぶやいた。 ゲームで負けると一気するという単純なルールだったけど美沙ちゃんと信之介君が負け続き。 気づくと美佐ちゃんはかーなり酔ってる感じで欣也にもたれかかってた。 誰が見ても美沙ちゃんは欣也狙いと思ってた。
お店を出て2次会はミナミのカラオケに。大島さんは黒ベンツ!!!に乗っていて曜子を乗せて先に出発した。 とりあえずヘロヘロ気味の美沙ちゃんを欣也にまかせて残りのメンバーは信之介君の車へ。 助手席に欣也が乗り、後ろに賢一、あたし、美沙ちゃんの順番に乗り込んだ。賢一に
「どこの院生なん?」と聞くと
「D大学」と言う。ほんとかよ~~!!それならめちゃエリートコースじゃない!! 旅行の話しをすると
「今度一緒にいこ」
とか笑いながら言う。 この男軽い!!10ヶ月くらい彼女いないとか言ってたけど聞かないとあんまり自分のこと話さないし言うこと軽いし。 ヘラヘラって感じ。 反対に信之介君は何か過去がありそうな感じ、、、。 カラオケに到着したけど美沙ちゃんがベロベロでしゃがみこんだので一緒に座り込んだら
「あっ、パンツ見えた~」
と賢一がしゃがみこんできた。 ほんまに軽い、、、。 ちょっと怒った顔して立ち上がったら
「白やったな~」
とヘラヘラ笑ってるから怒る気になれない。白じゃないし!トイレにいったっきり曜子と美沙ちゃんが帰ってこないので仕方なく一人で部屋に入ると男性陣が座っていて大島さんが
「どこでも一番好きなとこ座りや、気に入ってる男の横とか」
と言う。そんなこと言われたらどこに座っていいかわからないんですけど、、、。 とりあえず立ったままもなんなんで信之介くんと賢一の間に座ることにした。 しばらく待って2人がトイレから戻ってきた。
「美沙ちゃん、大丈夫?もうお酒飲まないほうがいいんじゃない?」
とウーロン茶を注文した。ついでにあたしのも。 そしたら運ばれきた時に賢一が
「何でお茶やねん、お酒のみいや」と突っ込んでくる。
「これ飲んだらね」
となだめて冗談で大ジョッキを賢一に2杯も渡した。この人結構楽しいかも。怪しいけど。。。
曜子が明日早いからと先に帰る事になって大島さんが送ると言い出したけど近いからとお断りしていた。 出口まで送っていくとき、
「美沙ちゃん、信之介君狙いだから」
と伝えてきた。
「えっ?欣也じゃないの?」
とあたしが聞くと
「違う違う。カムフラージュではじめから信之介君かっこいいって言ってたし。帰り、送ってもらえるとおもうけど大丈夫?」
と心配そうな曜子。
「うん、美沙ちゃんの酔いが覚めるまでいるわ。気をつけてね!」
と言うと申し訳なさそうに帰っていった。
曜子は今回あまりピンとこなかったみたいだ。あれから伸治君と発展はまだない様子だし。。。そしてカラオケに戻ると美沙ちゃんが信之介君にもたれかっかっていてラブラブモードになっていた。
うわぁ、欣也ヤケ歌してる(笑)とりあえず次は賢一と大島さんの間に座る。
賢一が飼ってる犬の写真を見せてきた。携帯の画像は愛しのパグばかりで
「親ばかかも知れんけど、俺の犬、、めっちゃかわいいと思うねん」
と何枚もの画像も見せながらうれしそうにしてるのが少し和んだ。
「涼子ちゃんのも何か写真みせてや」
というので携帯を開くけど基本カメラ使わないから見せるのがあまりないんだよね。友達と行った旅行の時の写真を何枚か見せると
「かわいいやん、ほかにないの?」
とくいついてくる。しかも
「プリクラとかないん?」
とまで聞いてくる。この人、写真も好きらしい。
それから賢一の電話がなって外に出て行った。 すると大島さんが
「気に入った奴いた?いたら協力するよ」
と話しかけてきた。
「まだ今日一日じゃよくわからないし、、、」
とにごした。何かこの人苦手なんだよね。一人だけ冷めてるし。
「賢一って人、D大学の院生ってほんと?」
と聞くと
「あいつ、そんなこと言ったん?あいつそんな頭よくない、あいつがいけたらみんなD大学や」
と言い出した。ヤッパリ。あいつ~~!!
ふと美沙ちゃんと信之介君の話しが耳に入ってきた。映画に行こうっていう話が弾んでるけどどうやら信之介君、バツイチらしい。 あ~やっぱり過去がありそうだなと思った。
賢一が戻ってきたので
「何、D大学なんて嘘ついてんのよ」
と笑いながら突っ込んだら
「あはは、実は中卒やねん」
と申し訳なさそうに笑った。
「何の仕事してんの?」と聞くと
「ん~、簡単に言うと自分でやってるねんけど派遣の人を派遣する方の仕事」
と答えた。よくわからないけど怪しい 。多分簡単にいえない仕事なことは間違いないし、、、でもまあ悪い奴じゃなさそう。
そろそろ帰ろうと言うことになり、大島さんは一人でベンツで帰っていった。
そして信之介君がみんなを送ることになったんだけどカラオケからトイレに行った美沙ちゃんと欣也がなかなか出てこなくてやっと出てきた時に賢一が
「あ~あっちもうまくやってるしこっちもうまくやろっかぁ」
と冗談ぽく言ってきた。 美沙ちゃんと欣也を見た信之介君は気を悪くしたらしく、早く帰ろうと言い出した。 賢一は
「え~、涼子ちゃんもうちょい残ろうやぁ」
と言ってきたけど
「あたしここからは家遠いし車ないと帰れないもん。それに駅に自転車止めてるから取られたらやだし」
と返した。
「自転車取られたら俺が買ったる」
とか調子のいいことを言い出した。
ほんまに軽い!! 信之介君が
「残るんならそれでいいけど俺は帰るから車はもうないぞ」
と言い出してみんな車に乗り込んだ。 欣也が助手席に乗り、また3人が後ろに乗る。 美沙ちゃん即効寝てしまった。 賢一に番号を聞かれたので教えると
「明日、何してんの?」
と聞かれて
「明日は12時から仕事」と答えると
「じゃあまだ大丈夫やん、遊ぼう」
と言っていたが車に乗ると
「じゃあ明日早めの昼飯でも食おう、電話ちょうだいや」
と言われた。
「仕事前に時間があればね」
と答えたけど一番先に賢一が降りる事になっていて、降りる時に
「明日電話してや!」
と念押しされた。
ほんまに軽いけど口だけで意外とそうじゃないかもと思った。 強引じゃないし冗談で言って流せるように持っていくから。 そして欣也が降りて狭いのであたしが助手席に乗った。
「美沙ちゃん最後だけどお願い」
と言って降りたけどたぶんお持ち帰りコース、、、。
帰宅して携帯のメモリ登録に賢一の名前を加えた。 まあかなり怪しい男だけどとりあえず明日電話してみようかな、、、、。 トキメキ指数60%、くらいかな??
「派手系に見えたけど近くで見ると童顔やん」
といわれ、賢一がニヤッと笑った。
あ、結構かわいいかな?ていうかあんたも童顔だって、、、。 と心の中でつぶやいた。 ゲームで負けると一気するという単純なルールだったけど美沙ちゃんと信之介君が負け続き。 気づくと美佐ちゃんはかーなり酔ってる感じで欣也にもたれかかってた。 誰が見ても美沙ちゃんは欣也狙いと思ってた。
お店を出て2次会はミナミのカラオケに。大島さんは黒ベンツ!!!に乗っていて曜子を乗せて先に出発した。 とりあえずヘロヘロ気味の美沙ちゃんを欣也にまかせて残りのメンバーは信之介君の車へ。 助手席に欣也が乗り、後ろに賢一、あたし、美沙ちゃんの順番に乗り込んだ。賢一に
「どこの院生なん?」と聞くと
「D大学」と言う。ほんとかよ~~!!それならめちゃエリートコースじゃない!! 旅行の話しをすると
「今度一緒にいこ」
とか笑いながら言う。 この男軽い!!10ヶ月くらい彼女いないとか言ってたけど聞かないとあんまり自分のこと話さないし言うこと軽いし。 ヘラヘラって感じ。 反対に信之介君は何か過去がありそうな感じ、、、。 カラオケに到着したけど美沙ちゃんがベロベロでしゃがみこんだので一緒に座り込んだら
「あっ、パンツ見えた~」
と賢一がしゃがみこんできた。 ほんまに軽い、、、。 ちょっと怒った顔して立ち上がったら
「白やったな~」
とヘラヘラ笑ってるから怒る気になれない。白じゃないし!トイレにいったっきり曜子と美沙ちゃんが帰ってこないので仕方なく一人で部屋に入ると男性陣が座っていて大島さんが
「どこでも一番好きなとこ座りや、気に入ってる男の横とか」
と言う。そんなこと言われたらどこに座っていいかわからないんですけど、、、。 とりあえず立ったままもなんなんで信之介くんと賢一の間に座ることにした。 しばらく待って2人がトイレから戻ってきた。
「美沙ちゃん、大丈夫?もうお酒飲まないほうがいいんじゃない?」
とウーロン茶を注文した。ついでにあたしのも。 そしたら運ばれきた時に賢一が
「何でお茶やねん、お酒のみいや」と突っ込んでくる。
「これ飲んだらね」
となだめて冗談で大ジョッキを賢一に2杯も渡した。この人結構楽しいかも。怪しいけど。。。
曜子が明日早いからと先に帰る事になって大島さんが送ると言い出したけど近いからとお断りしていた。 出口まで送っていくとき、
「美沙ちゃん、信之介君狙いだから」
と伝えてきた。
「えっ?欣也じゃないの?」
とあたしが聞くと
「違う違う。カムフラージュではじめから信之介君かっこいいって言ってたし。帰り、送ってもらえるとおもうけど大丈夫?」
と心配そうな曜子。
「うん、美沙ちゃんの酔いが覚めるまでいるわ。気をつけてね!」
と言うと申し訳なさそうに帰っていった。
曜子は今回あまりピンとこなかったみたいだ。あれから伸治君と発展はまだない様子だし。。。そしてカラオケに戻ると美沙ちゃんが信之介君にもたれかっかっていてラブラブモードになっていた。
うわぁ、欣也ヤケ歌してる(笑)とりあえず次は賢一と大島さんの間に座る。
賢一が飼ってる犬の写真を見せてきた。携帯の画像は愛しのパグばかりで
「親ばかかも知れんけど、俺の犬、、めっちゃかわいいと思うねん」
と何枚もの画像も見せながらうれしそうにしてるのが少し和んだ。
「涼子ちゃんのも何か写真みせてや」
というので携帯を開くけど基本カメラ使わないから見せるのがあまりないんだよね。友達と行った旅行の時の写真を何枚か見せると
「かわいいやん、ほかにないの?」
とくいついてくる。しかも
「プリクラとかないん?」
とまで聞いてくる。この人、写真も好きらしい。
それから賢一の電話がなって外に出て行った。 すると大島さんが
「気に入った奴いた?いたら協力するよ」
と話しかけてきた。
「まだ今日一日じゃよくわからないし、、、」
とにごした。何かこの人苦手なんだよね。一人だけ冷めてるし。
「賢一って人、D大学の院生ってほんと?」
と聞くと
「あいつ、そんなこと言ったん?あいつそんな頭よくない、あいつがいけたらみんなD大学や」
と言い出した。ヤッパリ。あいつ~~!!
ふと美沙ちゃんと信之介君の話しが耳に入ってきた。映画に行こうっていう話が弾んでるけどどうやら信之介君、バツイチらしい。 あ~やっぱり過去がありそうだなと思った。
賢一が戻ってきたので
「何、D大学なんて嘘ついてんのよ」
と笑いながら突っ込んだら
「あはは、実は中卒やねん」
と申し訳なさそうに笑った。
「何の仕事してんの?」と聞くと
「ん~、簡単に言うと自分でやってるねんけど派遣の人を派遣する方の仕事」
と答えた。よくわからないけど怪しい 。多分簡単にいえない仕事なことは間違いないし、、、でもまあ悪い奴じゃなさそう。
そろそろ帰ろうと言うことになり、大島さんは一人でベンツで帰っていった。
そして信之介君がみんなを送ることになったんだけどカラオケからトイレに行った美沙ちゃんと欣也がなかなか出てこなくてやっと出てきた時に賢一が
「あ~あっちもうまくやってるしこっちもうまくやろっかぁ」
と冗談ぽく言ってきた。 美沙ちゃんと欣也を見た信之介君は気を悪くしたらしく、早く帰ろうと言い出した。 賢一は
「え~、涼子ちゃんもうちょい残ろうやぁ」
と言ってきたけど
「あたしここからは家遠いし車ないと帰れないもん。それに駅に自転車止めてるから取られたらやだし」
と返した。
「自転車取られたら俺が買ったる」
とか調子のいいことを言い出した。
ほんまに軽い!! 信之介君が
「残るんならそれでいいけど俺は帰るから車はもうないぞ」
と言い出してみんな車に乗り込んだ。 欣也が助手席に乗り、また3人が後ろに乗る。 美沙ちゃん即効寝てしまった。 賢一に番号を聞かれたので教えると
「明日、何してんの?」
と聞かれて
「明日は12時から仕事」と答えると
「じゃあまだ大丈夫やん、遊ぼう」
と言っていたが車に乗ると
「じゃあ明日早めの昼飯でも食おう、電話ちょうだいや」
と言われた。
「仕事前に時間があればね」
と答えたけど一番先に賢一が降りる事になっていて、降りる時に
「明日電話してや!」
と念押しされた。
ほんまに軽いけど口だけで意外とそうじゃないかもと思った。 強引じゃないし冗談で言って流せるように持っていくから。 そして欣也が降りて狭いのであたしが助手席に乗った。
「美沙ちゃん最後だけどお願い」
と言って降りたけどたぶんお持ち帰りコース、、、。
帰宅して携帯のメモリ登録に賢一の名前を加えた。 まあかなり怪しい男だけどとりあえず明日電話してみようかな、、、、。 トキメキ指数60%、くらいかな??