1/2な彼~甘い日常生活~
祥子は目をキラキラさせて言った
「そう!で、健斗さんって私のこと前から知ってたみたいで
結構しつこくなりそうだから
ヴィルが‘彼氏のふり’をして健斗さんに会ってほしいのよ!」
「はぁ、やっぱり・・・」
そんなことだろうとは思っていた
でも、簡単には断れない
なんせ、ボクも祥子に偽装彼女をしてもらったからだ
「わかりました、一度だけ会えばいいですよね?」
「やった!物わかりが早いわ!やっぱり!」