未完成パズル.


私はこんな家族に生まれてきたかったなぁ。



そこで、優奈ちゃんが何か感じたのか、わたしに声をかけた。

優奈「あの、話があるんですけど…私の部屋に来てもらえますか?」


話…?


なんだろう。

私は素直に応じて、優奈ちゃんの部屋へとむかった。


優奈ちゃんの部屋には二段ベッドがあった。
それに、勉強机も二つ。


初音「誰かと共同部屋なの?」


優奈「はい。二つ下の小3の桃と。
流石に龍はでかくなってきたし、わたしが嫌なんで最近桃に変えてもらいました。」

あ、桃ちゃんと…。


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