意地悪なアイツ【完】
『ゆいちゃーん!』
「…」
えっ?聞こえてないのかな…
俺はもう一度大きな声で呼んだ。
『ゆいちゃーん!!』
「…」
反応がない。
俺は彼女の目の前に言って呼んだ
『唯ちゃん!!』
「わっ」
やっと気付いてくれた(笑)
『もー何回呼んでも振り向かないから
無視されてると思ったじゃん(笑)』
「……」
えっ反応無し?(笑)
『どうしたの?大丈夫?』
「あっごめんね。大丈夫だよ」
良かった心配したじゃん。
『じゃーこれからよろしく!』
俺は手を出した。
「よっよろしくね!」
そう言って唯ちゃんも手を差し出して
握手をした。
これから何が起こるかも知らないで…