意地悪なアイツ【完】
振り返るとそこには
綺麗な白色をした肌に真っ黒のビキニを着た唯。
少し顔を赤らめて似合う?なんて言ってきた。
『似合っ「めっちゃ可愛いじゃーん!!」
滅多に褒めない俺が似合うよって言おうとしたのに
バカ龍が話を遮りやがって…
「本当にー!?うれしー♪」
すっごく可愛い笑顔で喜んでる。
こっち見て喜べよ…。
俺達は早速流れるプールに行った。
「ヤバーイ!ヤバーイ!」
「めっちゃ冷たい!」
とキャッキャ騒ぐ唯と愛美。
「ねぇ愛美っ!
ウォータースライダーに行こうよ」
と言った唯の指の先には
ウォータースライダー
どんどん愛美の顔が雲っていく…
「ごめんね…
あたし高い所がダメだから行けないや」
「そうだったねー
愛美高いところ苦手だったね…」
残念そうに肩を落とす唯。