【完】運命は罠と共に
「私も何も説明しなかったからですね。答え知りたいですか?」


それにこんなにも気にしてくれたことが嬉しかった。


「変に勘ぐった感じで恥ずかしいから、そんな嬉しそうに聞くのやめてくれるかな?でも、一応答えは聞いとこうかな」


苦笑しながらも答えを求めてくれた。


何回でも説明しますとも。彼が納得してくれるなら。






大した理由はないんだけどね。




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