【完】運命は罠と共に
そして、今日は久しぶりの職場の飲み会。
最近の悩みを吹っ切りたくて、久しぶりに飲みたくなった。
あんまりお酒は強くないから、滅多に飲まないんだけどね。今日は飲みたい気分なの。
本当は、リハメインの飲み会で私は関係のない飲み会。
ナースや他のコメディカルスタッスも何人か参加すると聞いて、亜美の誘いに素直に頷いた。
初めは亜美とばかり話していたけど、気付けば中川さんにつかまった。
リハの飲みだからこの人もいるんだった。迂闊だったな。
「金本さん飲んでる?」
「あー、まぁ飲んでますよ。中川さんとお話するの久しぶりですよね」
最近は田中さんの事で頭がいっぱいで、正直中川さんの存在なんて忘れていた。
「なかなか勤務とか合わなかったからね。本当は話したかったんだけどね」
「そうだったんですね。たまにはお話しないとですね」
お酒の席ではあるし、軽い世間話はきちんとこなす。
社交辞令だよって、言えるはずもないけど、言いたい。
この後も一次会が終わるまで中川さんは私の隣に居続けた。
せっかく楽しく飲んでいたのに、後半私の隣をキープしていた中川さんのせいで台無しだ。
最近の悩みを吹っ切りたくて、久しぶりに飲みたくなった。
あんまりお酒は強くないから、滅多に飲まないんだけどね。今日は飲みたい気分なの。
本当は、リハメインの飲み会で私は関係のない飲み会。
ナースや他のコメディカルスタッスも何人か参加すると聞いて、亜美の誘いに素直に頷いた。
初めは亜美とばかり話していたけど、気付けば中川さんにつかまった。
リハの飲みだからこの人もいるんだった。迂闊だったな。
「金本さん飲んでる?」
「あー、まぁ飲んでますよ。中川さんとお話するの久しぶりですよね」
最近は田中さんの事で頭がいっぱいで、正直中川さんの存在なんて忘れていた。
「なかなか勤務とか合わなかったからね。本当は話したかったんだけどね」
「そうだったんですね。たまにはお話しないとですね」
お酒の席ではあるし、軽い世間話はきちんとこなす。
社交辞令だよって、言えるはずもないけど、言いたい。
この後も一次会が終わるまで中川さんは私の隣に居続けた。
せっかく楽しく飲んでいたのに、後半私の隣をキープしていた中川さんのせいで台無しだ。