【完】運命は罠と共に
こんな時間に起こすわけにもいかないしな。
それでも彼女の顔が見たくて、そっと寝室のドアを空けた。
……やっぱり寝てるな。
いつものベッドで、俺と寝るときみたいに半分以上のスペースを空けて、小さく丸まって眠っていた。
俺が寝るスペースを空けていてくれたのか?
そういえばこんな風に、1人で眠っているところを見るのは初めてかもしれない。
俺が居ないとき、いつもこんなに小さくなって寝ているのだろうか。
いつも強気の彼女の気配はない。
足音をたてないように、そろそろと歩いて奈々の正面に立った。
それでも彼女の顔が見たくて、そっと寝室のドアを空けた。
……やっぱり寝てるな。
いつものベッドで、俺と寝るときみたいに半分以上のスペースを空けて、小さく丸まって眠っていた。
俺が寝るスペースを空けていてくれたのか?
そういえばこんな風に、1人で眠っているところを見るのは初めてかもしれない。
俺が居ないとき、いつもこんなに小さくなって寝ているのだろうか。
いつも強気の彼女の気配はない。
足音をたてないように、そろそろと歩いて奈々の正面に立った。