【完】運命は罠と共に
――ガラガラ。


私の好きな彼らと、彼らと、彼らがお目見えした。





「……これは圧巻だね」


洋輔さんが驚くのも仕方ない。


だって中には、大好きなアニメとかマンガのグッズがいっぱい。


コミックや小説、DVD、そしてフィギュアにストラップに色々だ。


DVDのほとんどは国民的○○型ロボットのアニメだったり、ねずみさんのだったり、少年コミックで女性人気のものだったり、多種多様。


さすがにフィギュアを飾るほど好きだというのを隠したくて、黙っていた。



「そして、これを知られたくなかった?」


洋輔さんの問いかけに小さく頷いた。










「アニメ好きだなーとは思ってたよ。だって、HDに録画してるの見てたらなんとなく分かるよ。子供向けから、深夜にあってるアニメまで多岐に渡って録画されていて、いつの間にか視聴済みになってから。でも、ここまでとは思ってなかったけど」



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