【完】運命は罠と共に
恋人なんて存在が居たのは何年前だったか。


恋愛からはギブアップした。専門学生のころはそれなりに色んな人と付き合ってきた。


けど、私が捕まえるのはダメ男ばかり。


社会人になるころには、自分の人を見る目のなさに呆れると同時に、恋愛はもういいやって諦めが生まれた。




そうやって慌しい日々を送り恋からは遠のく日々。


そのお陰か、看護師としては、仕事が出来る人と周りから思われるくらいにはなっていた。


私の唯一の自信。



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