【完】運命は罠と共に
少しでも印象付けたくてあんな行動に出てしまった。


車椅子の空気入れを彼女に頼んだが、うまくできていなかった。


俺的にはその様子も可愛かった。


けれど、それだけじゃ満足できない俺もいて、手伝ってあげたお礼をちょうだいとキスしてしまっていた。



嫌われてはないとは態度で分かったが、確信できる程ではなかった。
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