【完】運命は罠と共に
槻木さんにアドバイスをもらってから、今無理にアピールすることをやめた。



平常心、平常心と言い聞かせながら金本さんに接してきたつもりだ。



検温の時なんか、個室に2人きり。


言い聞かせないと、また何かやってしまいそうだった。



そんな日々がしばらく続いたが、金本さんがどんどん綺麗になっているような気がした。



そんな時聞いた話で俺は少し焦りを覚えた。
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